我が家の水は井戸水である。
別居している妻が専業主婦として家を管理していたのだが、妻が家を出て行ってからの4年間はまったく井戸の管理をしていなかった。
管理をしていなくても使えていたので気にしていなかった。
夜中に庭から異音がするので、懐中電灯で照らすと井戸の方からする。
滅菌機から異音がしている。
家の修繕をしてもらっている業者を呼んで見てもらったら、滅菌機が使っていないときにも作動しているらしい。
だいぶ前に井戸のポンプを修理した記憶があるので、古い書類をひっくり返して見たら、平成15年に新品と交換している。
かれこれ15年間は使っていたことになる。
思い切って新品に交換することにした。
見積もりを取ったら工事費込みで17万円もする。
滅菌機をアマゾンで調べたら新品の定価が15万円程度する。
信用できる業者だからぼったくることはしないであろう。
新品と取り換えることにした。
この4年間は、滅菌機に消毒液を入れずに使っていた。
健康を害することもなかったが、これからは家のことにも気を使わねばならない。
久しぶりに庭の雑草取りをやってみたら、修繕が必要な個所が見つかった。
6年前にリフォームしたお風呂場のボイラーの配管を覆うカバーが、野良猫の爪とぎの場所になって、ボロボロになっていた。
早速、修繕してもらって、猫が寄り付かないように、猫除けスプレーを購入して、カバーにたっぷり振りかけた。
最近は、リフォーム会社のチラシがポストにしばしば入っているのは、外見が古くなっているからであろう。
家を建て替えるにも莫大な費用がかかるから、築30年の木造住宅をだましだまし使っていくしかない。