5日間連続で人生相談を受けました。
2人は電話で話して、3人は直接会いました。
仕事が夏季休業期間だったので時間を取ることができました。
年齢は20歳代から50歳までさまざまです。
本日会った方は、50歳のお坊さんです。20年来の友人です。
檀家の葬儀の後で会いました。
オレンジのポルシェに乗って来ました。
人間ってどんな立派な人でも悩みがあります。
人生のステージはさまざまですが、各ステージで悩みが出てきます。
悩みは、「理想」と「現実」とのギャップで発生します。
自分が望んでいるものには現実はなかなかならないです。
そこにストレスを感じてしまいます。
特に人間関係は難しいです。
他人は自分が思うようには絶対にならないからです。
真実を言ってしまえば、「幸せになるには何も望まないこと」です。
しかし、人間には欲があります。理想もあります。
「何も望まないこと」などできないのです。
向上心のある人ほど、正義感の強い人ほど高い望みを持っています。
高い望みに向かって行動しても、失敗することは多いです。
失敗が続けば自信が無くなります。
自信が無くなったときにストレスフルになります。
そんなときに相談されることが多いです。
結局、現実を理想に近づける努力を続けるしかない。
目標に向かって、努力を続けていることが幸せなのだからです。
ストレスフルで止まってしまっても、現実から理想に向かって一歩歩み出すしかない。
その元気を与えることが自分の役目だと思っています。
20歳代の方々が抱える悩みを聞いていると、小さな悩みで笑ってしまうこともあります。
人生の経験値が小さく、ストレス耐性がないので、ちょっとしたことでも人生の終わりくらいに感じています。
そんな悩みは誰もが経験することで、人生が順調そのものです。
死ぬことと比べれば、どんな悩みでもかすり傷です。