就職活動って・・・

今年も新卒の就職活動の時期になりました。
新卒の就職活動は絶好調です。全国の大卒の内定率は過去最高を記録しています。
多くの学生は苦労せずに内定が獲得できると思っています。学校行事の1つくらいに考えている人もいます。

就職活動の目的は「社会での居場所を作ること」です。
その結果、経済的な自立、精神的な自立をすることです。
要するに、働きながら、自分の名義で家を借り、自分の給料で家賃を払い、炊事・洗濯・掃除をすることです。
実家に住み、お母さんに家事を任せきりでは「女性の自立と自活」ではないのです。

以前、卒業して11年目の方々にアンケートを実施しました。回収率は3割程度でした。
アンケート結果では、7割の方々が新卒で就職した会社を辞めていました。
恐らく、これを読んでいる人の中にも、定年まで今の会社に勤めるつもりの人は少ないでしょう。

女子大学の就職の花形は、金融業界と航空業界と言われています。
週刊誌で公表される女子大学の就職実績は、この2つの業界の内定者数(内定率)で競います。
しかし、この2つの業界の離職率はとても高いです。10年後の離職率は100%近いでしょう。
結婚して、出産しても、しばらくは制度が保証してくれますが、子育ての期間までは保証しません。
だから希望の会社に就職できたとしても、転職することになります。

就職活動の目的は「社会の居場所を作ること」です。
しかし、会社は同じ場所に留まることを許しません。
後輩に追い抜かれてしまいます。
就職したら成長することを求められます。
銀行などは資産運用でしか収益が期待できなくなっています。
窓口を担当する一般職にもノルマがあるのです。
多くの卒業生がこの成長するプロセスで悩んでいます。
転職相談も多いです。

今から6年前のリーマンショックあたりの就職氷河期の頃に就職した「打たれ強い」先輩方でさえ苦労しているのですから、
あまり苦労しないで就職できた最近の卒業生が、就職後どうなるかが心配です。

電車の中でリクルートスーツを着た学生を見ると、
「就職活動で成長してください!」
と声をかけたくなります。
「挑戦して、失敗しても、素直に反省して、改善すれば、成長できます。(PDCAサイクル)」
自分が成長した結果、最高の会社に就職すれば良いのです。
社会での居場所を作ったら、後は這い上がっていくだけです。

結局、就職活動で身に付けたPDCAサイクルを、就職してからも活用して成長するしかないのです。
希望の会社に就職できた先輩が皆さん言います、
「夢を持って就職活動していた大学3年生のときが、充実して幸せだった。」

幸せって、
夢を持って努力を積み重ねた期間を、
目標を達成した後に振り返ると、
感じるものなのです。

だから、目標を持って頑張っている人は、
今は苦しいけれども、
目標を達成した後は、
幸せが待っているのです。

だから就活生は目標を持って努力を続けてください。